会長挨拶

日本分子脳神経外科学会は、脳神経外科疾患（脳腫瘍、脳血管障害、脳・脊髄外傷、中枢神経系の奇形、てんかん、パーキンソン氏病をはじめとする機能性脳神経疾患等）について、分子生物学・細胞生物学の観点から、診断・治療法の開発を促進することにより、脳神経外科診療の向上を資することを目的としている学会です。1999年に日本分子脳神経外科研究会として発足し、2001年には日本分子脳神経外科学会に移行して現在まで活動を続けています。

今般、第20回学術集会会長を拝命し、2019年8月9日（金）・10日（土）の2日間、東京都内の秋葉原コンベンションホールにて学術集会を開催することとなりました。会のテーマは「基礎から臨床まで」と致しました。脳神経外科領域における基礎研究を活性化する学会として、現在取り組まれている研究を基礎レベルから臨床レベルまで幅広く取り上げ議論していただきたいと企画しております。国内招待講演、教育講演、シンポジウム、一般演題（口演・ポスター）、ランチョンセミナー、モーニングセミナー、イブニングセミナー、機器展示で構成する予定です。皆様のご参加をよろしくお願い申し上げます。

2019年2月吉日